A CASE OF CROHN'S DISEASE COMPLICATED BY ILIOPSOAS ABSCESS

2001 
症例は40歳,女性. 10年前,他院にてCrohn病のため回盲部切除を受け,以後特に治療を受けることなく経過していた.今回,右背部痛・腫脹,右下肢痛を主訴に来院し,腹部CTで右腸腰筋膿瘍と診断され,切開排膿ドレナージを施行.炎症の改善を待ち,後日右半結腸切除術を施行した.手術所見では吻合部口側の回腸狭窄を認め,吻合部付近から右腸腰筋への痩孔が確認できた.術後問題なく経過し,現在まで再発を認めていない.腸腰筋膿瘍を合併したCrohn病の本邦での報告例は自験例を含めて33例のみであった.若干の文献的考察を加えて報告する.
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