Influence of Reasons for Detection on Operative Results of Patients with Primary Lung Cancer Admitted to Local Community Hospitals in Tokyo.
1999
1982年から1995年末に東京の地域病院にて切除した原発性肺癌452例について発見動機別の治療成績を検討した. 自覚症状発見151例, 検診発見137例, 他疾患診療中発見164例3群について病期IA+IB期は各40%, 60%, 63%であり, 術前合併症は各72%, 62%, 98%であった. 術後5年以内の死亡は各82例, 63例, 8 3例であったがこのうち各13例, 13例, 31例が他病死した. 5年生存率は各41%, 49%, 44%で切除成績に有意差はなかった. 1991年から3年間に我々の病院に入院した非切除を含めた肺癌の切除率は各20%, 68%, 43%であり, 各群の5年生存率は8%, 33%, 19%と推測された. 3群の間の切除成績に差がなかったが, 非切除を含めた肺癌全体では検診発見例および他疾患発見例の生存率が症状発見例より良好であると推測され, 無症状発見が肺癌の生存率向上に重要であると考えられた.
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