Clinical study of Radiofrequency Ablation under Biliary Duct Cooling via Endoscopic Naso-biliary Drainage
2006
ラジオ波焼灼療法 (RFA) は肝細胞癌 (HCC) の局所治療として有効で広く普及したが, 胆管損傷によるbilomaや閉塞性黄疸などの合併症の報告も次第に増えてきている. 我々は胆管損傷の予防に内視鏡的経鼻胆管ドレナージ (ENBD) チューブをあらかじめ挿入し, 冷却しながらRFAを行う方法 (ENBDクーリング下ラジオ波焼灼療法) を以前報告したが, 今回5例について検討した. 5例中4例で局所再発は認めなかった. 術後全例で胆管損傷はなく, 2例で軽度の膵炎を認めたがその他の合併症は認めなかった. ENBDクーリング下ラジオ波焼灼療法はRFAの重篤な合併症の1つである胆管損傷の予防に有用と考えられた.
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