RETROSPECTIVE STUDY OF THE POOR PROGNOSTIC CASES IN SQUAMOUS CELL CARCINOMA OF THE LOWER GINGIVA

1997 
1978年から1994年までの17年間に大阪歯科大学口腔外科第2科で根治的治療を行った下顎歯肉扁平上皮癌は87例であった。このうち5年以内に原病死した12例について検討した。これら原病死症例の内訳は原発巣再発が8例, 原発巣再発と頸部再発が1例, 原発巣再発と肺転移が2例, 肺転移のみが1例であった。T3, T4あるいは組織学的に悪性度が高いものが10例を占めていたが, X線学的骨破壊様式との関連性はみられなかった。下顎骨切除手術を行った10例の再発部位は軟組織後方切除断端部が5例, 頬側切除断端部が4例, 前方切除断端部が1例で, 後方進展例および頬側進展例においては safety margin の設定に十分配慮する必要性が考えられた。
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