c) 乳腺外科—— 乳房温存術後の欠損部充填法

2007 
乳癌の乳房温存術では根治性と整容性の両立が課題で,必要十分な切除を行った後の再建は,外科医にとって重大な関心事である.再建法の一つに,吸収性人工繊維布の欠損部充填法がある.これは,加水分解性の吸収性素材を欠損部に充填して変形を予防し,壁に沿った肉芽・線維組織の新生により失われた体積を補填する方法である.本法は,乳腺内視鏡手術の症例を中心に良好な術後成績が報告されており,簡便で効果的な再建法の一つとして今後の発展が期待される.
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