Examination of Rotator Cuff Re-tear
2010
鏡視下腱板修復術72症例を術後6ケ月時にMRIを用いて腱板の修復状態を調査したところ16.2%に再断裂を認めた.広範囲断裂では再断裂率は50%であった.我々は腱板再断裂に影響を与える因子をMRI所見と関節鏡所見を用いて調査した.術前のMRI所見では断裂のサイズが大きいほど,棘下筋の脂肪変性が強いほど再断裂率が高かった.関節鏡所見では腱板断端の質が悪く動きが悪いと再断裂率が高かった.LHBに部分断裂や扁平化がある症例も再断裂率が高かった.腱板や筋肉の変性が進行すると再断裂が多いことから好成績を得るためには診断後は速やかに手術を行うことが必要と思われた.LHB損傷例は再断裂の原因となる肩峰下インピンジメントを生じやすいためリハビリの工夫が必要と思われた.
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