Effectiveness of Low-dose CDDP and 5FU Bolus Administration for the Treatment of Advanced Gastrointestinal Cancer: Emphasis on Long-NC Cases.

2001 
教室で施行している高度進行消化器癌に対する低用量CDDP/5FU分割投与法の成績を検討した. 6か月以上NC継続例を「long NC症例」, long NCでかつ同期間に腫瘍マーカーの上昇を認めなかった症例を「dormant症例」と定義した. 評価可能症例115例のうち奏効例 (CR+PR) は11例 (9.6%) で, 有効例 (CR+PR+long NC) は30例 (26.1%) であった. Long NC症例は19例にみられ, Dormant症例は9例であった. 奏効例, 有効例の生存期間はPD症例に比べ有意に延長し, 経動脈的投与が経静脈的投与に比し有効例が多く, 有効例はすべて3クール以上施行例であった. Dormant症例をPD症例と比較すると, 治療前の小野寺指数が高く, 施行クール数の多いものやフッ化ピリミジン内服併施例の占める割合が高かった. 本療法は患者の生存期間延長と負担軽減を目的としたものであり, tumor dormancy therapyとしての可能性が示された.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []