Circadian variation of blood pressure and heart rate in normotensive pre- and postmenopausal women

1997 
閉経前後の健康な女性における血圧と心拍数の概日変動について検討した. 高血圧のない健康な女性64名 (閉経前24名, 35~45歳, A群; 閉経後40名, 55~65歳, B群) を対象に携帯型自動血圧計を用いて血圧と心拍数を30分毎に48時間測定し, 血圧と心拍数の平均値および夜間低下率 (昼間と夜間の平均値の差を昼間平均値で除した値) を求めた. A群およびB群の48時間平均血圧は, それぞれ117±9/71±8mmHg, 119±5/70±4mmHg, 48時間平均心拍数はそれぞれ74±7bpm, 72±8bpmであり両群間に差はなかった. 収縮期血圧の夜間低下率はA群とB群で有意差はなかったが, 拡張期血圧と心拍数の夜間低下率はB群が有意に小さかった (17.1±6.0% vs. 13.5±7.0%, 24.1±6.0% vs. 19.8±9.0%; p<0.05). 閉経後の健康な女性では閉経前の女性に比べて拡張期血圧と心拍数の夜間低下率が小さく, non-dipper 型の血圧概日変動様式を示すものが多い傾向が認められた.
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