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A CASE OF ADDISON'S DISEASE

2003 
症例は80歳,女性.意識障害にて当院に搬送された.来院時低血糖および低血圧を呈し,全身に色素沈着を認めた.症状は一時的寛解をみたが,第7病日に再び状態が悪化し,第8病日に死亡した.病理解剖の結果,両側副腎の腫大を認めた.組織学的に乾酪壊死を伴う大小の類上皮細胞肉芽腫を認め,結核性Addison病の診断を得た.胸部X線にて異常なく,肺病変は陳旧性結核小病巣が1カ所認められたのみであった.結核既感染者は未だ多く存在し,低血糖および低血圧を呈した症例は,結核性Addison病の発症も念頭に入れる必要があると思われた.
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