A STUDY ON THE INFLUENCE OF CAST-IN-PLACE TUNNEL LINING CONCRETE OVER THE SURROUNDING GROUND
2009
山岳工法とシールド工法の境界の地盤条件において,安定した進捗と安全性を確保し,かつ,経済性も向上させることができる工法として,場所打ちライニング工法が採用されるケースが見られる.場所打ちライニング工法はセグメントに代わって,シールドテール部で地山にコンクリートを直接打設するため,トンネル周辺の地山はコンクリート打設圧力の作用を受ける.本研究では,場所打ちライニング工法における打設圧力,打設量と地盤変位量の関係を施工時の計測データをもとに分析し,その挙動を弾性挙動範囲と塑性挙動範囲に分けてモデル化する.また,モデルの計算結果と施工結果を比較するとともに,施工管理のあり方を論じる.
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