Characteristics of Pyrolytic and Burnt Gas for Pulverized Refuse-Derived Fuel
1998
地球の環境保全や資源保護の観点より, 家庭, 工場等から排出される一般ごみや産業廃棄物の再利用が推進されている。その一つに一般ごみから燃料化されたRDFを微粉砕し, 粉体バーナで炉内噴射して燃焼させようとする試みがある。本研究では, バーナ開発に有用な知見を得るために, 粉体RDFの熱分解, 燃焼過程で生成されるガスの基礎的な特性を調べるための実験装置を設計製作した。各過程でのガスを分析し, 生成されるガス成分や生成量の傾向についての基礎データを得た。気流ガスの温度が高い場合, 熱分解が活発で, 酸素濃度が高いほど燃焼反応が活発になる。炭化水素系熱分解ガスではCH4が最も多く, 熱分解時には燃料中に多く含有される酸素分がCO, NOなどの化合物の形で発生する。比較的低温の気流中でもこれらのガスが計測されることから粉体RDFは揮発性が良いが, 熱分解時にNOxも生成されやすく, 燃料の実用化にあたっての課題になる。
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