The Effects of Storage at -135°C with a Programmed Freezing Method on the Virulence and Morphology of Paracoccidioides brasiliensis Yeast Form Cells
1994
プログラムフリーザーを用いて3株のP.brasiliensis(Bt-9,Pb-18およびB-1183)の酵母形細胞を-35℃まで予備凍結した後,-135℃で凍結保存し,病原性および培養形態に対する影響を検討した.病原性については各株の継代保存株,凍結保存株,動物通過継代保存株,動物通過凍結保存株を用いて,5週齢のddYマウスに菌量106 colony forming unitsを静脈内接種して調べ,形態学的性状は酵母形集落,菌糸形集落およびスライドカルチャーを観察した.Bt-9株は凍結保存の後,病原性が減弱し,肉眼的に菌糸形集落の形態も変化した.また一旦減弱した病原性はマウスを通過させても回復しなかった.一方,Pb-18株とB-1183株は凍結保存や動物通過に対して病原性および形態学的性状は比較的安定であった.この凍結保存法は病原性や形態学的性状に変化を招くので,本菌の保存法としては適当であるとは言い切れない.
Keywords:
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
7
References
2
Citations
NaN
KQI