ヘキサシアノ鉄(II)酸ニッケル–水酸化鉄(III)共沈法を用いた海水中γ線放出核種分析法
2009
放射性同位元素(137Cs)及び安定元素を用いて,ヘキサシアノ鉄(II)酸ニッケル–水酸化鉄(III)共沈法による海水中γ線核種分析方法の回収率確認実験を行った。添加した137Csの99%をヘキサシアノ鉄(II)酸ニッケル沈殿に,Ce,Co,Mn,Ru,Zn,Zrの88~94%を水酸化鉄(III)沈殿に回収できた。同法は,操作が短時間かつ簡単で,同時に複数件の分析も容易であること等,環境放射線モニタリングにおいて,非常に効率的で実用的な分析方法である。
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