第1次,第2次OGL-1燃料体黒鉛スリーブ中の核分裂生成物の拡散放出挙動に関する計算; 1次元拡散方程式の数値解析
1982
第1次、第2次OGL-1燃料体の黒鉛スリーブ中の核分裂生成物の拡散放出挙動を調べるため、Fickの法則に基づいて、計算プログラムFPDRを作成した。濃度分布の実測値と計算値を比較することによって、第1次燃料スリーブ中の90Srの拡散係数は(2~5)times10-13m2/sと評価された。同じく、第2次燃料スリーブ中の137Cs、90Srの拡散係数は、各々、~1times10-12m2/s、またはそれ以上、及び、10-14m2/sと評価された。2次燃料スリーブからの90Srの放出は無視できる。137Csの放出量は、もし、その拡散係数が10-12m2/s以上ならば、拡散係数に対して直線的に増加するが、蒸発パラメータの値には実際上依存しない。
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