POSTOPERATIVE INFECTIOUS COMPLICATION IN GASTROINTESTINAL SURGERY AND ITS MANAGEMENT
1980
術後感染の発症には, 細菌性因子, 個体の感染防禦因子, 異物・手術手技等の因子が複雑に絡み合っており, その予防のためには各々の要因に対し, 細心の注意をはらった対策が必要である. 消化器外科手術における術後感染症の起炎菌の多くは, 消化管内に常在する細菌であり, 術後感染の予防と治療にあたっては, 手術対象とする臓器の常在細菌叢の実態と, 術後感染における起炎菌の各臓器別の検出状況, 薬剤感受性傾向の現況を十分に把握することが重要である.
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