Clinico-pathological Studies on 4 Resected Cases of Hepatocellular Carcinoma Originated from Caudate Lobe.
1993
1985年1月から1992年3月までの原発性肝細胞癌初回切除193例のうち, 尾状葉原発肝細胞癌4例 (2.0%) について検討した.平均年齢59.4歳, 全例男性であった.HB陽性率, 肉眼的硬変の程度, AFP陽性率, 組織型, 肉眼的進行度, 肝内転移に関しては他の区域の肝細胞癌と同様であったが, 門脈腫瘍塞栓は4例全例が陽性であり, 他の区域の陽性率26.8~39.1%に比べ高かった.5年累積生存率は33%と他の区域とほぼ同様であった.尾状葉原発肝細胞癌は高率に脈管侵襲を伴うが肝切除により他部位の肝細胞癌と同等の成績を上げうると考えられた.
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