Laugier-Hunziker-Baran症候群に合併したmalignant melanoma in situの1例

2006 
51歳, 女性。2004年10月頃左足底の黒色斑に気付き, 徐々に増大するため2005年8月26日当科紹介。初診時左足踵部に30×20mmの浸潤のない辺縁不正な黒色斑を認めた。ダーモスコープにてparallel ridge pattern。1cmマージン脂肪中層で切除・植皮。切除標本病理にて表皮基底層に異型メラノサイトの増生あり。免疫染色HMB45陽性からmalignant melanoma in situと診断。その他の皮膚所見で, 口腔に大黒色斑, 掌蹠に多発小黒色斑, 爪甲色素線条も併存していた。上部下部内視鏡にて数個の過形成性ポリープは認めたが, 過誤腫性ポリポーシスはなくまたPeutz-Jeghers症候群の遺伝素因も認めないこと, 内分泌学的異常も認めないことから1連の黒色斑をLaugier-Hunziker-Baran症候群と診断。
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