Efficacy and safety of the intraoperative needle aspiration biopsy for the diagnosis of indeterminate pulmonary nodule

2006 
術前未確定診断の肺腫瘤性病変に対するに対する術中針生検(NAB)の有用性と安全性を検討した.術中NABを行った197例を対象とし合併症・正診率を評価した.また肺癌であった182例(NAB群)の再発と予後を確定診断後に手術した肺癌症例469例(POD群)と比較した.NABの悪性診断の感度は94%,正診率93.9%であった.NAB偽陰性の11例中9例は腺癌でうち6例は細気管支肺胞上皮癌であった.11例の平均腫瘍径は21mm,1例を除きIA期であった.NABによる重篤な合併症は認めなかった.NAB群で癌性胸膜炎による再発は5例(2.7%)でPOD群(10例,2.3%)と有意差はなく,早期の播種症例はなかった.IA期の5年生存率は91.2%でPOD群(81.5%)と差はなかった.肺癌確定診断のためのNABは合併症も少なく安全で,播種や予後増悪の可能性は極めて低い.
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