Evaluation of left ventricular function in healthy subjects during exercise using three-dimensional echocardiography

2008 
目的:3次元(three-dimensional: 3D)心エコー法による運動時の左心機能評価の信頼性および実用性について,パルスドプラ法および断層エコー(two-dimensional: 2D)心エコー法と比較検討した.対象と方法:健常成人18例を対象に仰臥位自転車エルゴメーターによる多段階運動負荷試験を施行し,運動時の左心機能を3D心エコー法により評価した.3D法による運動中の一回拍出量係数(stroke volume index: SVI, stroke volume / body surface area),心係数(cardiac index: CI, cardiac output / body surface area)および左室駆出率(left ventricular ejection fraction: LVEF)をパルスドプラ法および2D法によるそれらと比較した.各方法によるSVI,LVEF,左室収縮および拡張末期容積の同一者間,他者間変動を検討した.結果:運動中のSVI,CIおよびLVEFの同一者間および他者間変動はパルスドプラ法および2D法に比し3D法で小であった.また,3D法によって求めたSVIおよびCIは,運動中,心拍数の上昇と共に最大運動時まで増大した.3D法では安静時および最大運動時のdyssynchronyの評価が可能であった.結論:運動中の左心機能評価として3D心エコー法は実用的と考えられた.
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