Expanding plombage space developing as a late complication of extraperiosteal paraffin plombage in four cases

1996 
パラフィン充填術長期経過後, 充填腔の急激な拡大を来たした4例を報告した.充填から11~22年経過し胸部圧迫感, 呼吸困難が出現, 胸部レントゲン写真で急激な充填腔拡大を認めた.胸部CTスキャンでは充填腔壁から突出する造影剤による濃染部位が特徴的で, 手術時には濃染部位に一致し充填腔壁に易出血性の肉芽組織を多数認めた.肉芽組織は病理学的には毛細血管が増生した血管腫構造を呈した.充填腔には結核菌, 一般細菌, 真菌は認めず, 慢性の無菌性異物刺激が血管腫構造を有する肉芽組織を形成し, 出血を繰り返し充填腔の拡大を来したと考えられた.病理病態的には進行性出血膿胸と同一であった.
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