Food Life Styles among College Students in Sapporo-Comparison by College Major and Importance of Food Intake Education-

2004 
女子大学生877名 (A: 管理栄養士専攻374名, B: 幼稚園・保育士専攻252名, C: 社会学・国文学.英文学専攻251名) を対象に食行動・食傾向のアンケート調査を行い, 専攻学科間における日常の食生活や健康についての差異の有無について検討した1. 健康に適した食生活をしていないと自覚している者はA22.3%, B32.7%, C27.5%を示した.2. 現在の健康状態についての自覚では, 非常に疲れている. 疲れているを合わせると, A71.1%, B68.1%, C60.9%を示し, 学生の6~7割が疲れていると感じていた.3. 今後の体調についての問いに対して, ABC全体では, 病気にならず元気であると思う55.6%, 不安である19.0%, 病気にならないよう指導して欲しい25.3%であり, 学生の1/4が指導を望んでいた.4. 欠食については, 時々する・よくするではA35.6%, B42.4%, C46.2%であった. 特にB, Cは国民栄養調査結果の20~29歳34.7%の全国平均を大きく上回り欠食者の多いことを示した.5.野菜類, 海草, 豆類, 干物以外の魚介類, 乳類, 植物油は, いずれもAがB, Cより多く摂取していることが示された. 現代ではこれらの食品が食生活の “良否” の指標となることを示唆していると思われる.6. 缶コーヒー・缶ジュース等の甘い飲料はどれくらい飲んでいるかについては, 1日2回以上・毎日1回がA9.6%, B17.9%, C23.5%, 週に1回・ほとんど飲まないA61.3%, B44.8%, C47.4%であった.いずれの結果もAの食生活がB, Cより “良い” 傾向にあった. 現代における大学生世代の食生活改善には教養科目の1つとして「栄養・食生活」に関する科目を開講することが望ましいと言える.
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