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転移性膵平滑筋肉腫の1例―EUS-FNAの有用性と問題点―
2011
症例は60歳代の女性．既往に11年前に子宮筋腫の診断で子宮全摘術．膵体部の腫瘤性病変に対し，EUS-FNAを施行したところ間葉系腫瘍が疑われた．免疫染色ではKIT陽性であり膵GISTと診断し，手術を施行した．術後の病理組織学的検討ではKIT陰性，CD34陰性，desmin陽性で，極めてまれな転移性膵平滑筋肉腫と診断された．術前に実施したEUS-FNAの有用性と問題点も合わせて報告する．
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