Some Clinical Evaluations about Hepatoscintigram

1964 
肝臓のシンチグラムの臨床的な評価について, 当教室の症例より, 二, 三の知見を得たので報告した。すなわち, 第1に肝シンチグラムを正常型, 硬変型, 腫脹型, 欠陥型に分け, 正常例, 肝硬変症例がそれぞれ前2者の型に多く, 肝欠陥症例 (space occupying lesion) が欠陥型に多い。また, 欠陥部の大きさについて数例の剖検例などより検討して最小認知可能欠陥は約3cmであった。最後に肝硬変症のシンチグラムの特長について, 従来の所見とは少し異なった特長を二, 三得たので硬変型をとくに分けた説明をする。以上肝シンチグラムは現状で肝疾患の検査として, 相当有用な検査であることを強調する。
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