Particle size reduction of reticulo-ruminal contents in sheep fed rice straw and ammoniated rice straw.

1990 
無処理稲わら(RS)とアンモニア処理した稲わら(ARS)をそれぞれ8頭のめん羊に一日一回,代謝体重あたり22g給与した.これらのめん羊を飼料給与前(0h)ならびに飼料給与後,2,6および12時間後(それぞれ2h,6hおよび12hとする)に屠殺し,反芻胃内容物の量とその粒度分布を測定した.粒度分布の測定は湿式ふるいがけによったが,前処理として中性デタージェント液中で60分間煮沸した.反芻胃内の乾物,中性デタージェント繊維(NDF)および1.2mmのふるいを通らないNDF量の平均値はARSを給与しためん羊がRSを給与しためん羊にくらべて,いずれも有意に少なかった.1.2mmのふるいを通らないNDFの割合は0hでは30%以下であったが,RSを給与しためん羊の2hおよび6hとARSを給与しためん羊の2hにおいては60%以上であった.6hと12hにおける,この割合のARS群の平均値はRS群の平均値より低かった.反芻胃内容物の平均modulus of fineness (MF)と平均幾何平均径(GMD)は0hにおいてはそれぞれ2.63±0.20および0.58±0.15mmであったが,2hにおいてはそれぞれ3.89±0.09および3.57±0.60mm(いずれも,平均植±標準誤差)に上昇し,その後徐々に低下した.ARSを給与しためん羊のMFおよびGMDはRSを給与しためん羊にくらべて.速やかに低下する傾向を認めた.
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