B 型肝炎 フォローアップとコンサルテーションのポイント

2014 
・HBV 無症候性キャリアでは半年ごとのHBV マーカー,画像検査が必要である.・「 ALT 31 U/L以上,かつ HBV DNA 4.0 log copies/mL以上」という条件を満たす慢性肝炎は治療対象である.また,肝がんスクリーニングとして半年ごとの腫瘍マーカー,画像検査が必要である.・ B 型肝硬変では少なくとも3 ヵ月ごとのHBV マーカー,腫瘍マーカー,画像検査を要する.また,治療として核酸アナログ製剤投与の対象であり,基本的に中止はすべきではない.・ B 型急性肝炎で重症化や劇症化の恐れがある場合は全身管理が必要となり,肝臓専門医への紹介が必要である.・免疫抑制・化学療法時にはHBV 再活性化のガイドラインに沿って検査を行い,治療が必要となった際には速やかに肝臓専門医に紹介する.
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