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二,三の1:2型金属錯塩染料

1959 
1:2型金属錯塩染料パーロンファストレッド3BS,C.I.15675を基本形として金属や置換基を変え,その色調および堅牢度におよぼす影響を調べた。金属にはクロムとコバルト,置換基にはスルホンアミド基,ニトロ基,トリフルオルメチル基,カルボキシ基などを導入して30種あまりの1:2型金属錯塩染料を合成し,その融点,吸収スペクトルを測定し,窒素分析値,中和滴定曲線などからその構造を推定し,カルボキシ基は錯塩生成の際何らの影響もおよぼさないと推論した。また,アミランおよびビニロンに対する染色性,堅牢度を調べた結果および吸収スペクトルの測定よりカルボキシ基を含むものの方がそうでないものより一般的により深色的であり,両繊維ともクロム錯塩よりコバルト錯塩の方が,またカルボキシ基を含むものの方が染着性,堅牢度とも良好であった。
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