複合フィラメント、その製造法、および熱融着品

2000 
(57)【要約】 【課題】 溶融成形に際して機能性成分が揮散により失 われがたく、内添した機能性成分のブリードが効果的に 抑制され、また内添した機能性成分が紡糸性、延伸性、 物性(強度、寸法安定性等)に悪影響を与えることがな く、しかもその機能性成分の内添量を大きく減ずること ができるのでコスト的にも有利であり、かつその機能性 成分が本来有するすぐれた機能性(消臭性、抗微生物性 等)が最大限に発揮される上、水と接触するような使い 方をしてもその機能性が長期にわたり持続するので耐久 性がある芯鞘接合型の複合フィラメントおよびその製造 法、さらには熱融着品を提供することを目的とする。 【解決手段】 ポリオレフィン系の第1樹脂(H) と、カ テキン類等の機能性成分(A) とセラミックス成分(C) と が配合されたポリオレフィン系の第2樹脂(L) とを、前 者が芯成分X、後者が鞘成分Yとなるように、それぞれ の溶融温度以上の温度で共押出成形して、芯成分Xと鞘 成分Yとで構成された芯鞘接合型の複合フィラメントを 得る。
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