A successful case of interferon therapy for hepatitis C virus-related cirrhosis with marked thrombocytopenia.

1999 
症例は58歳, 男性. 食道静脈瘤破裂の既往をもつ血小板4.9×104/mm3のC型肝硬変に対してインターフェロン (IFN) 療法を行い完全著効が得られ, 組織学的にも肝線維化の減少が見られた. またIFN療法後, 長期間にわたり食道静脈瘤の再発を認めなかった. 著明な血小板減少をともなうC型肝硬変といえども, ウイルス学的条件や投与法の工夫次第では本症例のように著効が得られ, 患者のQOLの改善が得られる. さらに発癌予防, 肝不全予防, 門脈圧亢進症の進展予防の可能性もあり, 症例によってはIFN療法を一度は検討する必要があると考えられる.
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