A CASE OF SPLENIC METASTASIS 8 YEARS AFTER RADICAL RESECTION OF PULMONARY CARCINOID

2004 
脾臓摘出により,肺カルチノイドの切除8年後に,脾臓転移と多発性骨転移とを診断しえた1例を経験した.症例は53歳男性.平成5年7月,肺カルチノイドにて右中下葉切除術施行したが, pT2N0M0; Stage Iであったため経過を観察していた.平成13年11月,会社の健診にて脾臓の腫大を認め,紹介受診. CTにて9×9×7cm3の腫瘤を認め,また,骨シンチグラフィーでは多発性の骨転移を認めたため,診断治療目的にて脾臓摘出術を施行した.摘出標本は, neuron-specific enolase (以下NSE), chromogranin A陽性でカルチノイドの脾転移と診断された.術後経過は良好で, cisplatinとirinotecanによる化学療法を行った.肺カルチノイドの脾臓,骨転移は非常に稀であり文献的考察を加え報告する.
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