水平管群の核沸騰熱伝達に関する基礎的研究 : 第1報,管群効果の実験的検討

1985 
浸し(漬)形の水平管群蒸発器の伝熱性能の向上を目的とし、平滑管群および平滑管と焼結管を組み合せた管群について伝熱特性を詳細に検討した。R113の飽和核沸騰の実験を行った結果、(1)平滑管は下方からの浮上気泡を含む液体の強制対流効果によっていちじるしい伝熱促進を受けるが、高熱流束域では伝熱促進が見られない、(2)焼結管それ自身は伝熱促進を受けない、(3)圧力の増加とともに管群効果は低下することが明かとなった。
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