Behcet's Disease Suspected to Have Developed Secondarily to Tonsillar Focal Infection.

1995 
40歳の女性。7ヵ月前より口腔粘膜アフタ, 結節性紅斑様皮疹, 外陰部潰瘍が出没していた。初診時に口腔粘膜アフタ, 四肢の結節性紅斑様皮疹および虹彩毛様体炎がみられた。その後結腸潰瘍と右大腿静脈の血栓性静脈炎が出現した。コルヒチンの内服により症状は軽快したが, 扁桃炎に伴い口腔粘膜アフタや結節性紅斑様皮疹の再発を繰り返した。ASLOとASKの値は正常であったが, このような経過から扁桃病巣感染が疑われた。扁桃摘出後1年の時点でBehcet病の症状は明らかに改善した。
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