【専門医に求められる最新の知識】 脊椎脊髄 頚椎変性疾患に対する頚椎椎弓形成術
2014
頚椎椎弓形成術は頚椎後方除圧術の一術式であり,日本で最も広く行われている脊椎手術の一つである.歴史ある術式ではあるが現在進行形の発展途上でもある.この術式の変遷が意味するところは,脊椎脊髄疾患にかかわる先人たちが合併症を乗り越えるために試行錯誤してきた歴史であり,これらを知ることは大変重要であり,頚椎椎弓形成術の最新の知識を理解することにつながる.本稿では,頚椎変性疾患に対する椎弓形成術の歴史について触れた後,当施設で施行している両開き式椎弓形成術を紹介する.最後に,現在も残る手術合併症の問題をレビューする.
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