Phosphorus Recovery from Excess Sludge with Subcritical Water Process and Magnesium Ammonium Phosphate Process
2005
現在, 余剰汚泥 (以下, 汚泥と称す) の発生量は, 下水道普及率の増加にともない, 年々増大する傾向にある。一方, リンはわれわれの生活に欠かせない必須な資源であり, かっ世界的に枯渇が懸念されている。わが国においてリンは国外から大量に輸入しており, この多くが下水道に排出されている。汚泥からリンを回収するための手法の一つとして, 可溶化技術がある。様々な可溶化技術が研究されており, 亜臨界状態で汚泥を可溶化する水熱処理法 (以下, 亜臨界水処理と称す) を用いた技術もその一つである。本研究では, 亜臨界水処理を用いて汚泥を可溶化させ, 得られた可溶化液からMAP法によりリンを回収する実験を行った。この技術を用いることで, 汚泥の可溶化率が80%程度まで達した。加えて, MAP法を用いて可溶化液からリンが94~97%回収できることがわかった。
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