Radiation sterilization of pancreatin preparation

60Coγ線を12.9-2, 064C/kg (50kR-8MR) 照射すると.パンクレアチンの酵素活性 (amylase-, lipase-およびprotease活性) は50-95%に低下する。その活性低下の割合はパンクレアチンの製造ロットごとに少し異なる。照射時の試料の含水率が大きい場合, amylase活性はより安定であるが, protease活性は逆になる。さらに, 室温以下の条件では, 照射時の温度の影響はほとんどない。一方, 汚染菌のD10値は, 細菌では約74C/kg (280kR) , 真菌では約60C/kg (230kR) である。滅菌確率を10-6とすると, 汚染菌数を考慮した滅菌線量は, それぞれ約645C/kg (2.5MR) と540C/kg (2.1MR) である。