Electrochemical properties of dye-sensitized solar cells fabricated with PVDF-type polymeric solid electrolytes

2006 
PVDF-HFP (poly (vinylidenefluoride-co-hexafluoropropylene)) 誘導体をマトリックスポリマーとしたゲル状イオン伝導性ポリマーを用いて, 色素増感太陽電池の固体化検討を行った. そのなかで, 基礎検討項目として, 電流-電圧特性の等価回路解析を行った. その結果, TiO2からI3-への逆電子移動のみでなく, 色素酸化体への逆電子移動も考慮することで, 電流と電圧の関係を良好にシミュレーションできることが明らかになった. また, 電極間距離を20μm以下にすることで, 光電変換効率が液体電解質なみの良好な色素増感太陽電池を作製できた. さらに, ジアミン誘導体を架橋剤とした, より耐熱性の高い化学架橋型PVDF-HFP系PSEを用いて, 色素増感太陽電池の固体化を行った. そのセルの光電変換効率は, AM1.5Gで4.8%であった.
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