Thermogravimetric Analysis of Waste Gasification for an Entrained-Flow Gasifier.

2001 
噴流床反応炉内を想定した廃棄物の熱分解とチャ-ガス化過程について,昇温速度2K/minとした熱重量法により,反応挙動観察と反応速度解析を行った.高分子材料PE,PP,PS,PETは600~750Kの範囲で急速に熱分解し,PVCや合成ゴムは500~800Kで2ないし3段階の重量減少がみられる.木質やセルロースは550~800Kで,一般廃棄物や分別廃プラスチックは50O~800Kの比較的広い温度域で分解する.ガス化チャーの場合には,CO2,H2Oとの反応が1,000~1,500Kの高温域で進行し,反応速度はチャーの組成の影響を受けることが認められた.また,高分子材料等の単一組成成分については,TG線図が修正体積反応モデル式で近似できることを示すとともに,反応速度係数を求め,活性化エネルギーと前指数因子を算出した.一般廃棄物や分別廃プラスチックのTG線図は,単-組成に対して求めた近似式を合成することにより,ほぼ予測できることを示した.
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