A Newly Developed In-process Sensor for Detecting Active Grain Wear in Grinding Operation

1977 
(1) 研削速度60m/sにおよぶ砥石周速のもとでも, 砥石作業面上の砥粒切れ刃群の逃げ面摩耗面積率に対応する光電出力が得られるセンサを開発した.(2) 砥粒切れ刃の逃げ面摩耗は, 研削初期には砥石全円周にわたってほぼ均一に生じるが, やがて円周方向に交互に, 切れ刃摩耗面の破砕が激しい場所とより摩耗がすすむ場所ができて, 切れ刃摩耗密度に藻淡の周期性が形成されるようである.(3) 周期的摩耗の周波数 (濃淡じまのピッチの逆数) は研削中に変化し, 本研究においては, 研削進行とともにしだいに減少し, 一定値に落ち着く様相を示した.(4) この切れ刃群の周期的摩耗の発達は, びびり振動の成長過程と周期や振幅がよく対応することを同時インプロセス測定で確かめた.(5) 切れ刃摩耗密度の濃淡は, 研削中, その位置, しまの波長が変化し, また砥石1円周内で各しまの波長は均一ではなく, 数種の波長のしまが混在している.(6) 研削過程において, あるいは研削条件の変化に対して砥石作業面の応答がそれほど鈍くないことがわかったので, 本検出器を砥石面同定用センサとして, 砥石面の制御とそれへの適応の機能をもつ適応制御研削方式が追求できる.
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