Development of a Diagnostic System for Soil and Groundwater Contamination and its Application to the Inappropriate Storage Sites

2000 
廃棄物に起因する土壌・地下水汚染が社会的な問題となっている。しかし, 汚染現場を抱える多くの自治体は, 修復を行うための方法論がないために, 修復計画を構築するのに苦慮しているのが現状である。よって修復対策の方法論や手順の確立が望まれているといえる。本研究では, (1) 廃棄物に起因する土壌・地下水汚染修復対策フローの提案を行った。 (2) そして修復対策にスコーピングを導入し, 浄化構想計画の位置づけとその重要性を明らかにした。 (3) また汚染の調査から修復代替案の提案までを行う土壌・地下水汚染診断修復支援システム (診断修復システム) の構築を行い, 実不適正保管現場にその適用を試みた。そして特に地理情報システム (GIS) を用いた汚染データ管理システムの有効性を明らかにした。
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