Kupffer細胞培養上清のmacrophage-mediated hepatocytotoxicityにおよぼす影響

1985 
モルモット肝から分離したKupffer細胞をグラム陰性菌由来のlipopolysaccharide(LPS)で刺激し,その培養上清をモルモット腹腔滲出マクロファージに加えて培養すると,マクロファージの活性化が認められた.このようにして活性化したマクロファージの48時間培養上清またはマクロファージそのものを分離肝細胞に添加培養すると,肝細胞における蛋白合成の低下が誘導された.以上の結果から,活性化Kupffer細胞はある種のマクロファージ活性化因子の産生を介してmacrophage-mediated cytotoxicityによる肝細胞障害を増強すると推測された.
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