CLINICAL EVALUATION OF THE SURGICAL TREATMENT IN CROHN'S DISEASE

1988 
当科で経験したCrohn病手術症例27例 (小腸型13例, 大腸型7例, 小腸大腸型7例) について臨床的検討を加えた.手術適応として初回手術では閉塞症状, 再手術では内外瘻孔形成によるものが多かった. 手術々式は主として病変部を中心とした腸切除が行われたが, 当初の広範囲切除から次第に小範囲切除の傾向を示し, さらに最近では病変部を空置してバイパス手術兼粘液瘻造設術が試みられ, 良好な経過が得られた. 全症例の再手術率は27例中13例, 48,1%であり, このうち小腸大腸型が7例中4例, 57.1%と最も高率であった. 腸切除範囲の大小による累積再手術率に有意の差を認めなかった.
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