The Preparation of Polycondensed Heteroaromatic Compounds. and the Electric Conductivities

1960 
ベンゼン環とチアゾール環またはピラジン環が融合した縮合多環複素環式化合物を得ようとして, 環内にハロゲンとカルボニル基を有する化合物と,ベンズチオアミドまたはアンモニアとを反応させた。べンズチオアミドの場合は高分子化合物は得られなかったが,アンモニアの場合には不融性の黒褐色粉末が得られた。このものの構造式を推定し,これからさらに諸種の金属錯塩を誘導した。これらの化合物について導電性を検討した結果,黒褐色粉末の固有抵抗値は1011(ohmcm)程度であり,金属錯塩の中,Sn,Znのみは106(ohm cm)程度で低い抵抗値を示した。
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