COMPARISON OF NON-LINEAR SEISMIC RESPONSE FOR ONE AND TWO DIMENSIONAL CONSIDERING THE SPATIAL DISTRIBUTION DUE TO IMHOMOGENITY OF SOIL PROPERTIES
2007
本論の目的は,地盤の非線形地震応答性状に及ぼす地盤物性の不均質な空間分布のモデル化の影響と課題を明らかにすることである.空間分布を考慮する地盤物性は,非線形モデルとして用いた双曲線モデルのパラメータであるせん断波速度と内部摩擦角の2つである.それらの空間分布は,ガウス型の確率変動モデルを用い,鉛直および水平方向の分布を考慮した2次元有限要素モデルと,鉛直方向のみ考慮した1次元有限要素モデルの2つの次元でモデル化を行った,2次元モデルの地震応答性状は,水平方向の地盤物性の空間分布に依存するが,全体として1次元地盤のような挙動を示すという結果が得られた.また,課題として,地盤物性の不均質な空間分布の情報が欠けており,情報の収集と分析の必要性が示された.
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