Relationship between sinus node recovery time and spontaneous atrial cycle length

1985 
無麻酔下に, 慢性房室ブロック作製犬を用いて, SNRTの反応を検討した。動脈血圧は心室ペーシングレートを変える事で変化し, 圧受容体を介して心房レート, 従って自発周期長 (SCL) を変化させ得た。90bpmの心室ペーシング下では, CSNRTは心房刺激頻度に比例して延長した。60ないし120bpmの心室ペーシングではSCLはそれぞれ短縮: および延長し, 前者でCSNRTも短縮, 後者では1.0秒から7.0秒と著しい延長がみとめられた。150bpmに心房刺激頻度を固定し, SCLを心室ペーシングレートによって変化させてCSNRTを検討すると, CSNRTはSCLが長い程延長した。これは迷走神経活動の亢進時, 心房刺激に対するoverdrive suppression現象は著明になる事を示している。臨床的なCSNRTの正常域の設定にはSCLを考慮する必要が示唆された。
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