A case report: Lung metastasis of breast cancer 25 years after mastectomy

2008 
乳癌術後25年目に肺転移再発を来した1例を経験したので報告する.症例は69歳女性.42歳時に右乳癌に対して乳房切除術を施行され,45歳時に乳癌の左肺転移再発を来し左肺下葉切除術を施行された.以後再発なく経過していたが,67歳時に施行された胸部CT検査にて右上肺野に異常影を指摘され,乳癌の肺転移を疑われた.前医にて内分泌療法を施行されるも増悪するため,2007年5月当科紹介となった.気管支鏡検査では右B2b内へ突出する隆起性病変を認め,気管支鏡下生検で腺癌と診断された.免疫組織染色でTTF-1陰性,ER陽性であったことから,乳癌の肺転移再発と診断した.単発性転移であり肺以外に転移巣がみられなかったことから,右肺上葉切除術を施行した.摘出標本の最終病理組織診断でも乳癌肺転移再発と診断した.術後経過は良好で,第19病日に退院し現在も無再発生存中である.
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