The Time Constant of Dispersed Phase Hold-up in the Liquid-Liquid Extraction Column,

多孔板抽出塔の分散相液厚みの応答速度は塔頂段が他段に比較して最も遅い。この分散相流量変動に対する塔頂段の応答は, 応答初期の逆応答がない場合近似的に一次形で表現できる。その一次形の時定数と実験から得た時定数とは±10%以内で一致した。したがって塔が定常状態から次の定常状態に達するまでの時間は, この時定数で評価できる。