Adult Colo-Rectal Intussuception Prolapsed Through The Anus: A Case Report.

1999 
症例は腹痛, 血便, 肛門より脱出する腫瘤を主訴とした75歳の女性で, 腫瘤先端の生検の結果は腺癌であった.また骨盤computed tomography (CT) でS状結腸下部から直腸にかけて3層の同心円状に腫大した腸管を認めた. 以上よりS状結腸癌を先進部として肛門より脱出した腸重積と診断してHartmann手術を施行し, 良好な結果を得た. 成人のS状結腸の腸重積はまれであり, 先進部が肛門より脱出したものの報告はさらに少ない. 自験例ではCTで特徴的な所見が得られ, 術前に確定診断が可能であった.
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