間歇的静脈圧増強逆行性脳灌流法(IPA-RCP)を用いた全弓部置換術の1症例

2010 
弓部大動脈手術時の脳保護法の1 つとして逆行性脳灌流法(RCP)が行われているが,しかし,RCP では十分な脳保護効果が供給されないとの報告が散見される.RCP における灌流静脈圧および送血様式に改善の余地が残されていると考えられ,これらの改善点を踏まえた新しいRCP であるIPA-RCP の動物実験における有効性がKitahori らにより報告された.われわれは,IPARCPを臨床応用しており,その実際と管理について報告する.
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