HHV-6抗体価の上昇が確認されたDrug-induced Hypersensitivity Syndromeの2例
2003
症例1: 75歳,男性。腰痛症に対してカルバマゼピン投与開始約3週間後より右大腿に紅斑が出現し,全身に拡大。発熱や口腔粘膜のびらんを伴い.左右鼠径リンパ節の腫脹もみられた。症例2: 53歳,男性。脳梗塞後遺症にてカルマバゼピン内服開始約5ヵ月後より顔面,陰嚢に紅斑が生じ,全身に拡大。発熱や全身倦怠感を伴い,両側の頚部リンパ節および鼠径リンパ節も触知した。2例ともヒトヘルペスウイルス6(似下HHV-6) 抗体価の上昇が認められた。
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