Studies on the Photoelectric Colorimetry. III

1953 
(1) パラフェネチジンー赤血塩混合試薬によってニッケルが赤紫色に発色することを発見した。この発色反応はジメチルグリオキシムよりもはるかに鋭敏である。またpH 5.6~7.0で安定であり,ジメチルグリオキシムよりも均一で透明な特性がある。 (2) この色は波長425mμと515mμに光吸収の最大を示し,ニッケルの濃度と色の濃さとの関係はランベルトーベールの法側に従う故,この混合試薬はニッケルの比色定量に使用できる。 (3) 比色をする場合共存元素としてはクロム,アルミニウム,ビスマスが比色を行う上にさしつかえなく,コバルト,銅,亜鉛,マンガン等は妨害元素である。 (4) この混合試薬によるニッケルの検出で,確認限度は0.05ccな果0.003γである。
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