A case of metastatic rib tumor resection using video-assisted thoracoscopic surgery (VATS)
2011
画像所見で肋骨腫瘍が疑われ,胸腔鏡補助下に肋骨切除術を行った1例を経験した.症例は74歳,男性で2010年に右側胸部痛があり近医整形外科を受診した.右第4肋骨背側に3cm超の腫瘤があり,全身精査の為に当院を紹介され受診した.CTにて肝臓S6に4cmの腫瘤影があり,肋骨部の腫瘤が肝細胞癌転移の可能性があるため,診断および切除目的に手術となった.胸腔鏡補助下に第4肋骨と第5肋骨を合併切除した.病理診断の結果は肝細胞癌の肋骨転移であった.肋骨腫瘍に対して胸腔鏡補助下の切除術を行うことで,皮膚および胸壁筋切開範囲を縮小し,同部への損傷を少なくすることが可能であった.
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